【犬の夜泣き】年齢別でみる原因・対処法

By 2018年3月15日

犬の夜泣きには必ず理由があります。
近所迷惑の心配や、飼い主自身の寝不足など、気を病む原因にもなってしまう夜泣きですが、「うるさい!」と叱ってしまわずに、愛犬の気持ちを知り、夜泣きをやめさせる対策を考えてあげましょう。

犬の夜泣きについて、年齢別に理由と対策を考えてみましょう。
大きく、子犬(〜生後12か月)・成犬(〜7歳)・老犬(7歳〜)と3つの年齢に分けてお話していきます。

子犬の夜泣き

子犬を迎えて数日経ってから始まることの多い夜泣き。
どんな気持ちで何を訴えているのでしょう?

不安・寂しい

家族や慣れ親しんだショップから離され、突然知らない人・知らない家に連れて来られたのですから、不安や寂しさから鳴いてしまうのは当然です。

対策としては、
●声をかけてあげたり、飼い主の存在を確認できる距離にケージを置いてあげる
●ケージが広すぎても不安感を煽るので、タオルやぬいぐるみを一緒に入れてあげる
などがあります。

また、湯たんぽや時計をタオルに包んで与えることも、母犬や兄弟の温もりや心音の代わりとなり、安心させてあげる事ができます。

試し鳴き

寂しげに「クゥンクゥン…」と鳴いていた声が、「キャンキャン!」など、大きな声になっていっている場合は、「どのくらい鳴けば飼い主さんは構ってくれるのかな?」と試している可能性が高いです。

この場合は、
●無視する
●ケージを布やタオルなどで覆う
が有効です。

鳴いている子犬を無視することは胸が痛みますが、試し鳴きに反応してしまうと、「鳴けば(吠えれば)要求が通る」と覚えてしまいます。
ケージを大きな布やタオルで覆うことは、飼い主さんの気配を感じなくなる(=諦めることを学習する)・犬は狭く薄暗い場所の方が落ち着くなどのメリットがあります。
また、夜泣きの声を遮る事も出来るので、近所迷惑の心配も軽減する事ができます。

成犬の夜泣き

成犬期の夜泣きも、基本的には子犬期の夜泣きの原因・対策とほぼ同じように考えられる事が多いです。

運動不足

成犬期は、運動量を最も多くとる必要がある時期です。
雨などでお散歩に行けない日が続いていたり、飼い主さんが忙しく、お散歩の時間を長くとってあげられない日が続くと、運動不足によるストレスを感じている可能性があります。

●家の中で出来る遊び(引っ張りあいっこ)などで運動不足を解消してあげる
●知育トイを与え、適度に疲れさせる
などで、体力が有り余ることによって感じるストレスを解消してあげましょう。

老犬の夜泣き

老犬の夜泣きは、痴呆症・認知症によるものもあります。
痴呆症・認知症が原因の場合は、獣医師に相談し薬を処方してもらうなどの対策が必要な場合もあります。

体の老化による不安・ストレス

老化により、目が見えにくくなる・耳が聞こえなくなるなどの不安が原因で鳴いている場合があります。

●優しく声をかけたり、撫でてあげるなどして不安を解消してあげましょう。

また、思い通りに体を動かせなくなってストレスを感じている場合も。

この場合は、
●歩いての散歩が難しくても、抱っこ等で外へ連れて行ってあげることで、五感が刺激され、痴呆症・認知症の予防となったり、ストレスの解消にも有効です。

愛犬の気持ちを知り、対応してあげましょう

夜泣きは飼い主にとっても辛く、ストレスの原因となるものではありますが、その時々の愛犬の気持ちを考え、夜泣きをやめさせてあげましょう。
飼い主がイライラしてる気持ち等も犬は敏感に感じ取ります。
まずは私たち飼い主が落ち着いて対応してあげましょうね。