犬の拾い食いの危険性・しつけ方法

By 2018年3月15日

愛犬とのお散歩中、落ちているものを拾って食べようとしたことはありませんか?
犬の拾い食いは、不衛生なだけではなく、食べてはいけないもの・食べると体調や命に関わるものを誤飲・誤食してしまう危険性もあります。
拾い食いの危険性や、やめさせるためのしつけ方法、また、犬が食べてはいけないものまで、飼い主が把握しておく必要があるでしょう。

犬が床や地面に落ちているものを拾って食べてしまうことには、様々な危険が潜んでいます。

下痢・嘔吐など、体調不良

いままで食べたことのないものや、アレルギー反応を示すもの、腐っているものを食べることで、下痢や嘔吐などの体調不良を起こす可能性があります。

寄生虫・感染症

ほかの犬や、ほかの動物の便を拾い食いしたことにより、寄生虫・感染症が経口感染することがあります。

死亡(命に関わる危険)

犬にとって毒性があるものや、とがったもの、腐ったものなどを拾い食いしたことによる死亡事故も実際に起こっています。

拾い食いすると危ないもの

では、実際になにを拾い食いしてしまうと、そのような危険があるのでしょうか?
すべてではありませんが、犬が拾い食いしやすく、危険があるものをいくつか挙げてみます。

屋内

●ネギ類・チョコレート・キシリトールガムなどの食材(他にも、人間が食べているものの中には、犬にとって危険な食材がたくさんあります。)
●薬品・化粧品・洗剤
●観葉植物

屋外

●タバコの吸い殻
●動物の糞・死骸
●農薬
●焼き鳥の串や、食べ物の空容器

犬の拾い食いのやめさせ方・しつけ方

準備〜室内環境を整える〜

●薬品類・タバコ・観葉植物など、犬が拾い食いすると危険なものは、犬が届かない場所・入れない部屋に置く
●キッチンには、生ゴミや犬にとっては危険な食材が落ちている危険性もあるので、柵をつける等して、自由に出入りできないようにする

まず、そもそも犬に拾い食いをさせないように、家の中を整えましょう。

基本のしつけ・マナーを見直す

●飼い主とのアイコンタクトができるか
●「マテ」・「ダメ」などのコマンドを覚えているか

これらが屋内外問わずに実践できているか、見直しをしましょう。
できていない場合は、これらの基本からしつけを見直す必要があります。

拾い食いしてしまった場合の対処法を考えておく

●「ダセ」・「チョウダイ」などのコマンドで、口の中のものを飼い主に渡すようしつけておく
●口の中を触られても平気にしておく

ものが落ちていることに飼い主が気付けなかったり、飼い主の指示を聞けずに犬が拾い食いしてしまった場合に、すぐに口から取り出すためのしつけも、トレーニングしておきましょう。

飼い主が気付く・しつけることで未然防止を

落ちているものの匂いを嗅ぐことや、拾って口に入れることは、犬にとっては当然の行動です。
しかし、落ちているものの中には犬にとっての危険がたくさん。
落ちているものに犬より先に気付き、拾わせないようにすることは、愛犬の命を守るために重要な飼い主の責任です。
近付かせない・拾わせないことが大切ですが、万一、拾ってしまったときに口から出させるトレーニングも日頃から行なっておきましょうね。